- 2009/05/11 10:56
- メディア
先日開催された人人展における「LUNE WORLD '09」の展示の様子が、生活の友社の美術専門誌『美術の窓』 の5月号に掲載されました。
LUNE 「Lune World '09」。作家は人形遣いで舞踊家、エンジンも含めたレースカーの製造者でもある。実際のレースで走るレースカーの設置は異色である。加えて鉄やジュラルミン製のモスラ、オウム、始祖鳥のイメージをもつ架空の生物が、電気仕掛けで人が近づくと動く、インスタレーションである。この三体はLOVEという別の作家のデッサンに忠実に製作したという。よく見ると表面や継ぎ目など素朴なフォルムの中に、金属加工の技を駆使した細やかなディティールがうかがわれる。フォルムが優先で、かつ羽や嘴も動かすという困難な仕事には想像力が必須である。作家の執念に感心する。
人人展後記 文/佐久間智香子